挨拶
WFDF(WORLD FLYING DISC FEDERATION)会長 Robert “Nob” Rauch
大会組織委員会会長 師岡 文男
文部科学大臣
堺市長 竹山 修身
堺市議会議長 吉川 敏文
堺市議会議員 馬場 伸幸
WFDF(WORLD FLYING DISC FEDERATION)会長
Robert “Nob” Rauch
2012年4月
WFDF2012 世界アルティメット&ガッツ選手権大会 参加者の皆様へ
WFDF2012世界アルティメット&ガッツ選手権大会(WUGC)の為、大阪府堺市へお越しになる全ての選手、コーチ、スタッフ、応援団そして観客の皆様を、世界フライングディスク連盟(WFDF)会長として歓迎いたします。皆様に大いに楽しんで頂ける大会になると、確信致しております。
開催にあたっては、日本フライングディスク協会(JFDA)会長 / WFDF理事の師岡文男氏と、大会トーナメントディレクターの本田雅一氏を筆頭に、大会組織委員会が一丸となって準備を進めて参りました。J-GREEN堺ナショナルトレーニングセンターの素晴らしいフィールドと施設に、選手のみならず会場を訪れた皆様もきっと感動なさることでしょう。地元 堺市のご協力に、心より御礼申し上げます。
日本が初めて開催国となった大会には私自身も選手として参加しておりましたが、あれから20年が経った今、再び日本に戻って開催できたことを大変嬉しく思います。
日本が大変な不幸に見舞われ、多くの方々が困難に直面されるという2011年の逆境の中、私どもはWUGC2012を日本で開催するという決断を致しました。それは、震災からの復興に向けて努力する日本の皆様への支援の表明であり、日本の方々、日本のフライングディスク競技者の皆様の強い心と決意への信頼でもあります。
アルティメットとガッツの各国代表チームによって競われるWUGCは4年毎に開催されており、今大会で13回目となります。今年は25カ国71チームが参加し、アルティメットの5つの部門(オープン、ウィメン、ミックス、オープンマスターズ、ウィメンマスターズ)とガッツで競技が行われます。また今大会は、2013年コロンビアのカリ市で開催されるワールドゲームズへの出場権をかけた予選会ともなります。
大会期間中の7月14日・15日には、WFDFの総会を行います。WFDF事務局長のヴォルカー・ベルナルディをはじめ、私を含めた事務局メンバーと役員が出席します。是非ともこの機会に、WFDFとその活動についての忌憚なきご意見・建設的なご要望をお聞かせ下さい。WFDFは今後とも、より良い大会運営に努めて参ります。
皆様が成果を存分に発揮され、大会を心から楽しんで頂けますように!
Robert “Nob” Rauch
大会組織委員会会長
師岡 文男
(日本フライングディスク協会会長)
日本には「災い転じて福となす」という諺があります。
2011年3月11日、東日本は1000年に一度という大地震と津波に原子力発電所の爆発という大災害に見舞われました。あまりの被害の大きさに呆然とした後、日本フライングディスク協会は今自分たちにできることは何かを真剣に考えました。被災地に人・物・金を送ることは勿論のこと、少し落ち着いてからはソフトディスクを学校に送ったり、被災地の近くでアルティメットの大会を開催して被災した人たちを励ます活動もしました。
しかし、そういった活動と共に大きな夢を抱いたのは、20年ぶりに世界選手権を日本で開催することです。異常なほどの円高が続き、海外から訪日していただくには極めて悪い時期ではあるのですが、このような時だからこそ海外から人が来なくなった日本に世界中のディスクプレーヤーに集まっていただき、日本を元気づけていただきたいと考えました。幸い、多くの世界中のディスク関係者の皆さまのご理解とご支持を得て「世界アルティメット&ガッツ選手権大会」を7月7日~14日に放射能の被害にあっていない大阪府堺市で開催することになりました。皆さまの熱い友情に感謝申し上げます。
この大会のアルティメット部門は、来年2013年にコロンビアのカリ市で開催される第2の五輪「ワールドゲームズ」の参加国を決める予選会でもあります。くしくも通算13回目となるこの大会を文字通り「災い転じて福となす」大会にするために、そして「フライングディスクの力」を世界中に示すためにも、1カ国でも多いご参加をお待ちしています。
文部科学大臣
WFDF2012世界アルティメット&ガッツ選手権大会が盛大に開催されるに当たり、一言お祝いを申し上げます。
スポーツは、心身の健康の保持増進や体力の向上に役立つとともに、明るく豊かで活力に満ちた社会を築く上で大きな意義を有しています。
こうした中、昨年の6月には、スポーツを世界共通の人類の文化として捉える「スポーツ基本法」が成立しました。この法律の成立を受けて、日本のスポーツに関する競技水準の向上に資する施策等の有機的な連携が図られるとともに、多様な主体の連携と協働によりスポーツの発展を支える好循環がもたらされ、国民のスポーツへの参加や支援がより一層盛んになっていくことが期待されます。現在、文部科学省では、スポーツ基本計画に基づき、国民それぞれのライフステージに応じたスポーツ活動を推進するための施策や、スポーツを通じた国際交流の推進のための施策等を積極的に展開しております。
このような中、フライングディスク競技の普及や発展を目的として世界大会が開催されることは、スポーツに係る国際的な交流及び貢献を推進し、国際相互理解の増進及び国際平和に寄与していく上で大変有意義であり、誠に喜ばしい限りです。
本大会に参加される皆様が、日頃の練習の成果を十分に発揮し、世界各国から集まった仲間と交流を深めるとともに、フライングディスク競技の推進に一層貢献されますことを期待いたします。
結びに、本大会の開催に御尽力された特定非営利活動法人日本フライングディスク協会をはじめ、関係の皆様に心から敬意を表しますとともに、本大会の御成功とますますの御発展を祈念して、お祝いの言葉といたします。
堺市長
竹山 修身
WFDF2012 世界アルティメット&ガッツ選手権大会の開催を、心からお慶び申し上げます。
また、世界各国からお越しいただきました皆様を、84万市民を代表し、歓迎いたします。
20年ぶりに日本で開催されるこの大会が、ここ堺で開かれますことは、誠に喜ばしく、大変光栄に存じます。
本大会は、世界一を決定する国別対抗大会であり、世界のトップレベルのプレーは、青少年をはじめ多くの人々を魅了し、本市のスポーツ振興に大いに寄与するものと思っております。
開催にご尽力されましたNPO法人日本フライングディスク協会の皆様並びに関係各位に、深く敬意と感謝の意を表する次第でございます。
平成24年7月7日~14日にかけて、世界大会にふさわしい気迫に満ちた好勝負が、「J-GREEN堺」において繰り広げられます。多くの市民も楽しみに しているところであり、本大会の開催が、フライングディスクの更なる普及と発展に繋がりますことを、心から期待いたしております。
さて、 堺は、世界三大墳墓の一つである仁徳天皇陵古墳を含む百舌鳥古墳群を擁し、現在、この古墳群の世界文化遺産登録をめざしております。また、中世の時代、南 蛮貿易で栄華を極めた堺は、「自由と自治のまち」として大いに繁栄しました。刃物や線香、自転車等は堺の伝統産業であり、茶人の武野紹鴎や千利休が修行を したゆかりの南宗寺など名所旧跡も多数ございます。
選手、大会関係者の皆様には、この機会に、堺の歴史や文化に触れていただければ幸いです。
最後になりましたが、本大会のご成功と今後更なるご発展、そして、関係の皆様の益々のご健勝とご多幸を心から祈念申し上げまして、ご挨拶とさせていただきます。
堺市議会議長
吉川 敏文
「2012年 世界アルティメット&ガッツ選手権大会」が平成24年7月7日からJ-GREEN堺で開催されますことを祝し、堺市議会を代表いたしまして心よりお慶び申し上げます。
はじめに、本大会の開催・運営に多大なるご尽力を賜っております日本フライングディスク協会の皆様に、深く敬意を表する次第でございます。
今大会におきましては世界25カ国、60チームの参加が予定されているそうで、世界中の方々が堺市を訪れ、お会いできることを大変楽しみにしております。 また、当大会が日本国内で開催されますのは20年ぶりになるということで、白熱した熱戦が繰り広げられることを、大変心待ちにしております。
どうか日本代表の皆様におかれましては、これまでの鍛練の成果を存分に発揮され、ご健闘されますとともに、フライングディスクの魅力をより一層発信されますことをご期待申し上げます。
また、世界中から本大会にお越しいただける選手や関係者の皆様におかれましては、是非この機会に堺のまちの魅力に触れていただくとともに、堺市民との交流を広げていただきますことをお願い申し上げます。
堺市議会といたしましても、スポーツの振興を通じて、誰もが健康でいきいきと暮せる質の高いまちの実現に向けて、議会としての役割を果たしてまいる所存でございますので、今後とも市議会の活動にご理解とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。
最後になりましたが、本選手権大会の今後ますますのご発展と参加選手並びに大会関係者の皆様のご健勝とご多幸を心より祈念いたしまして、ご挨拶とさせていただきます。
堺市議会議員
馬場 伸幸
「2012年 世界アルティメット&ガッツ選手権大会」のご開催、誠におめでとうございます。7月7日から、J-GREEN堺において、本大会の熱い試合が始まりますことを、大変心待ちにしております。
昨年、NPO法人日本フライングディスク協会様が、堺市議会を表敬され、今大会が堺市で開催されるとの報告をいただいた際は、世界レベルのプレーを近くで見ることができる喜びと同時に、大変光栄なことであると感じました。
また、会場となりますJ-GREEN堺は、国内最大規模の施設環境を活かして、様々なスポーツの場として市民から愛されている施設でございます。世界中からお越しになる皆様におきましては、ぜひ、当施設の魅力を存分に実感していただきたいと願っております。
さて、フライングディスクには、本大会における競技としての顔の他にも、誰でも気軽にできる生涯スポーツとしての顔も持っているとお聞きしました。今回、世界規模の大会が堺市内で開催されますことをきっかけに、堺市民の皆さんにフライングディスクの魅力が高齢者から子どもまで、広く浸透していくことをご期待申し上げます。
また、昨年3月の震災以降、地域の人々のつながり、助け合い、ひとつになることの大切さが改めて見直されている中、今後、全国でこのフライングディスクが、人々をつなぐスポーツのひとつとして、注目されていかれることを心から期待しております。
最後になりましたが、フライングディスク協会の今後ますますのご発展と、今大会の盛況を祈念いたしまして、御挨拶とさせていただきます。